自己肯定感を育む片づけ

2020年08月20日 19:05

自己肯定感が一生を左右する

色んなところで『自己肯定感』の言葉を見聞きするようになりましたが、ナゼ大事なのでしょうか?

自己肯定感とは、良い面もイマイチな面もありのままの自分を丸ごと肯定し
そのままで価値のある存在と思えることです。

今日は、そんな『自己肯定感』と片づけとの関係性について書きたいと思います^^



突然ですが、みなさんは自分のこと『好き』ですか?
私はずーっと自分の事が嫌でしかたなかったです。
(だから愛着障害だったと気づきましたが(^^;)

私の話は一旦置いて、自分の事を胸張って好きと言える方(日本人は特に)少ないと思います。
それはナゼか?子どものころに大人から『ありのままのあなたが大事』とメッセージを受け取っていないから

ハテ?何のこと?と思われる方が多いと思いますが、私はこのパターンが一番多いと思っています。


ここでひとつ誤解してほしくないのは『愛されていない状態』とは混同しないでただきたいのです。
愛されていても、親子間でメッセージを上手くやり取りできていない場合が多く存在していると言うことです。


私自身の話をすると、先ほど愛着障害と書きましたが、決して母親の愛が無かったわけではなく
(私がHSPなこともあり)
親子のコミュニケーションを通して、残念ながら愛情のメッセージが上手く届かなかったのです。

これはどういうことかと言うと、
私の母は思い込みが強くて、一方的に主張するタイプでした。
その主張はHSPの私にとって『否定されている』と感じるものでした。
今になり冷静に母の言動を思い返すと、『心配してアレコレと先回りして言い過ぎてしまっていた』のだと思います。

ですが、私の心はそのメッセージが正しくキャッチできませんでした。



そして、いつしか『自分はありのままでは親に愛されない存在』と認識するようになり、
・自分より周りの意見を尊重する
・限界以上に頑張ってしまう
・身体の不調は当たり前
こんな私が普通だと思い込んでしまうようになりました。(これを愛着障害と言います。)




(一番最初の記事にも書きましたが、)
そんな事で、私は狭心症の発作に襲われたワケです。

その時はじめて『私は何がしたくて、こんなに頑張ってたんだっけ?』と考え

ライフオーガナイザー資格を取得し、片づけ続けてきたのですが何だか上手くいかない…
約3年間ずーっとモヤモヤしていました。
(その理由が『自己肯定感』ともつながってくるのですが)
とにかく物の取捨選択ができないのです。
それは、自分の価値観が明確にならないからでした。

価値観=自分の判断基準に自信がなかったのです。
だって、『自分はありのままでは親に愛されない存在』と心の奥底で思っていたのですから、当然といえば当然ですよね(-_-;)

その問題を解決するため
『本当はどうしたい?』と3年間自問自答し続けていました。
その後、『愛着障害』『HSP気質』に気づけた事でも
問題点の根っこになっていた部分が自分の中で腑に落ち
少しずつ少しずつありのままの自分を受け入れる手助けになりました。

ここまで深い悩みでなくても、皆さん多かれ少なかれ当てはまる部分はあるのではないでしょうか?




そう、そしてここに『片づけ』をオススメする理由があります。
(現実的に身の回りの環境を改善していく事で自己肯定感がアップする効果もありますし)
心の中の問題点も
物と向き合う事で浮き彫りになったり、明確に理解になる場面が数多くあります。

この他にも一般的に言われている、【お金・時間・気持ちのゆとり】など片づけの効果は多岐に渡ります。


だけど、片づけからのアプローチだけではその問題点と上手く向き合えないケースが一部あります。
そんな時にはコーチングのアプローチで『ありのまま自分』を受け入れる手助けができたらと思っています!

これは、まだはじめたばかりですがどんどんアップデートして深い悩みが理由となり片づけられない方へ効果的に届けられるように更新しつづけます!


自分の判断基準は明確ですか?


ライフオーガナイザー 新井有希

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